オス型の成形(ドレープフォーミング)

通気穴の空いている「凸型の型」の上に加熱して柔らかくしたシートを乗せて、シートの上から圧力を加えると、型とシートの間にたまった空気が通気穴を通って抜けていくのでシートが型にピッタリと張り付いていきます。その後、シートを十分に冷まして型取りします。このシート成形は、「オス型の成形」と呼ばれます。この成形法は、安価で成形できることや深絞りの型を作りやすいという特徴があります。英語では、drape forming(ドレープフォーミング)と呼ばれています。

あ行

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